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ウッドショック収まらず…
2021年11月18日(木)
みなさん、こんにちは!
大阪市東成区のまいりほ東成店の竹内です(`・ω・´)ゞ
11月も中盤にはいり、年末まで50日を切りましたね。
コロナも落ち着いてるので、このまま何事もなく年末を迎えたいですね!
今回は最近メディア等でもよく取り上げられ、
住宅業界に大きな影響を与えているウッドショックについて書いていきたいと思います。
「ウッドショック」とは
簡単にいうと、オイルショックの木材バージョンで、
木材の不足により価格が高騰し、市場に大きな影響を与えています。
「ウッドショック」の原因
ウッドショックの要因は複数ありますが、
大きな要因としては以下の2つが挙げられます。
1.アメリカ、中国での木材需要の拡大
2.コンテナ不足や貨物船の減便による影響
これらがなぜ起きたかというと、
そうです、近年ずっと騒がしている「新型コロナウイスル」による影響です。
リモートワークのために住宅を購入したり、自宅をリフォームしたりと世界的に需要バランスが崩れ、
日本に十分な量の木材が入ってこなくなりました。
また、コロナ禍の自粛生活によりネットショッピングなどの利用が増加し、
世界的に流通が圧迫されコンテナ不足が起き、日本へ木材を運べない状況にあります。
国産の木材は?
「輸入がだめなら国産の木材を使用すれば良いのでは?」と考えると思いますが、
今現在、日本の住宅メーカーが使用する木材の7割が輸入に頼っています。
また、輸入に頼るようになってきて生産体制も縮小傾向にあり、
増加した需要をカバーできる環境がありません。
そのため国産で賄うことも厳しい状況となっています。
「ウッドショック」の影響
輸入価格の動向
日本銀行の企業物価指数を使ってグラフ化したデータ(経済産業省引用)を載せています。
これをみれば分かるように今年に入って大きく上昇していることが分かります。
木材・木製品・林産物全体の輸入価格は2021年9月時点で、前年末比で69%上昇しています。
また、集成材は前年末比で149%の大幅な上昇となっています。
国内木材価格
輸入価格が上昇することで、もちろん国内木材の価格も上昇しています。
輸入価格に比べて上昇幅がやや抑えられているのは、企業が利益を一時的に圧縮したことに加え、
安価な国産材へと調達をシフトしたことが考えられます。
まとめ
国内では現在、新型コロナウイスルは終息しつつありますが、
世界的にみれはまだまだ終息の兆しが見えていません。
そのため、日本国内では当面は「ウッドショック」といわれる状況が継続する可能性が高いと考えられます。
いつまで続くのか、どこまで価格が上昇するのかと現時点でも予想が付きません。
かといって、生活設備に不具合が生じたりしたときそのままと言うわけにはいきません。
そんなときは是非「まいりほ」へご相談下さい!
価格面も含めより良い暮らしするため全力でサポートさせて頂きます!