光熱費の負担を軽減するエコキュート

2022年6月17日(金)

みなさん、こんにちは!
大阪市東成区のまいりほ東成店の竹内です(`・ω・´)ゞ

昨今、食品、飲料、日用品などの値上げラッシュが暮らしを直撃しています。
物だけではなく光熱費も値上がり続けています。
今回は、そんな光熱費をの負担を抑える給湯器「エコキュート」について見ていきたいと思います。

エコキュートとは?

エコキュートとはいわゆる給湯器で、正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」と言います。
一般的なガス給湯器とは違い、電気でお湯を沸かします。
大気中の熱エネルギーを利用したりと、自然エネルギーを利用した地球に優しい給湯器です。
また、エコキュートは割安な夜間電力を使用してお湯を沸かすため、電気代も安くランニングコストを抑えることができます。

エコキュートの特徴と仕組み

エコキュートは「ヒートポンプ」と「貯湯タンク」の2つで構成されています。
エアコンの室外機のような形状をしている「ヒートポンプ」で熱を作り出し、「貯湯タンク」に沸かした湯を貯めます。
タンク内の高温のお湯に設定温度になるよう水を混ぜて、お風呂や台所、洗面所などに給湯されます。
お湯を沸かす詳しい仕組みについては以下の画像を参照下さい。

エコキュートのメリット

光熱費が安くなる

エコキュートの最大のメリットは、お湯をつくるための光熱費が安くなることです。
ガスを使用しないので、ガス代が掛からなくなり、電気代も割安な夜間電力を使用するので抑えられます。
お湯を作るためのランニングコストは、ガス給湯器と比べておよそ1/3から1/4程度に節約できます。

環境にやさしい

再生可能な大気中の熱を使ってお湯を作るため、環境にやさしく、CO2削減にも貢献できます。

災害時でも安心

電気や水道が止まった場合でも、貯湯タンク内にお湯が貯まっていれば、非常用水栓から、お湯(水)を取り出すことがdけいます。
また、災害時のライフライン復旧は、ガスより電気の方が比較的に早いため、エコキュートの方が安心できます。

エコキュートのデメリット

設置するための初期費用が高い

エコキュートはガス給湯器や石油給湯器と比較して初期費用がかなり高く掛かります。
そのため、エコキュート使用中のランニングコストと設置費用を含めたトータルで考えることも必要です。

ガス給湯器よりも広い設置場所が必要

エコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯タンクの2つで構成されているため、設置にはそれなりのスペースが必要になってきます。
そのため、省スペースで壁掛け設置ができるガス給湯器よりも広いスペースが必要です。
しかし、最近ではスリム化した薄型のものも多く普及しています。
設置可能か気になる方は、一度専門家に見てもらうことをおすすめします。

お湯切れの不安がある

エコキュートは商品の特性上、貯湯タンク内のお湯がなくなってしまうと水しかでなくなります。
一度水になってものを温めるにはかなりの時間が掛かってしまします。
家族構成や使用用途などを考慮し、適した容量のエコキュートを選ぶことで、このような事態を防ぐことができます。
しかし、急な来客や家族の帰郷などでいつも以上お湯を使う場合には注意が必要です。

シャワーの水圧が弱い

直圧式のガス給湯器とは違い、エコキュートは貯湯式であるため、ガス給湯器と比較して水圧が弱くなります。
一般的な水道水では500KPa程度の水圧がありますが、通常のエコキュートの場合190KPa程度まで減圧されます。
しかし、エコキュートには高圧力タイプのものもあります。
その場合、290KPa~360KPa程度まで水圧があるため、水圧が気になる方は高圧力タイプを選ぶことをおすすめします。

まとめ

今回エコキュートについて見ていきましたが如何でしたか?
光熱費が安くなるという大きなメリットがありますが、初期費用や設置場所の確保など様々な課題もあります。
家庭環境やランニングコストなどを十分に考慮した上で設置を検討頂きたいと思います。
エコキュートをお考えの方は是非「まいりほ」へご相談下さい。
設置要否やランニングコスト等、担当スタッフが幅広い視野からご説明させて頂きます!